ひつじの国

こんにちは 福ちゃんです

 

今回からは留学編です

何もわからないまま

ただただ雲に14時間程揺られ

たどり着いたのはヒツジの国ニュージーランドでした

日本のような島国で人口もさほど多く無い平和なイメ

ージが強い国

真っ先に思いつくのはヒツジでしょうか?

ちょっと前のデータですが約480万人の人口に対し

ヒツジの数は約2700万頭

単純計算で国民の6倍 

まさにヒツジ達の王国です

酪業や農業が盛んな国でオークランド

クライストチャーチなどの大都市を

除けばとても静かでのんびりした国でした


空港に着くなり

当たり前の話ですが外人だらけ

訳も分からないまま入国手続き

かろうじてゲートを出ると私の名前を掲げた

先生らしき女性を発見

近づいてとりあえず笑顔でハローと挨拶

当時の私にはこれが精一杯でした

先生から返答が来るも、当然理解が出来ず

ただただ作り笑顔を浮かべていました

何も分からないまま先生の車に乗せられ

30分程走ったところで車が止まり

着いた先はショッピングモールでした

先生に連れられてモール内を歩いて行くと

数名のアジア人らしき人達を発見

先生が軽く私を紹介して、みんながこっちに注目

そこでビックリ、出てきた言葉が何と日本語でした

安心したような、残念なような

複雑な気持ちになりました

後から分かった話ですが

これから通う学校は小さな田舎にある日本で言う

中、高一貫性の学校なのにアジア人留学生が多く

特に日本人の割合が多くお金目当てで留学生を

取り入れている非常に残念な学校でした

どんな場所でも今更遅く

簡単に日本に帰れる訳でもなく

ホストファミリーの元に送迎される途中

不安と安心を行ったり来たりと言う不思議な心境の中

どっと疲れが押し寄せて、車の中で眠ってしまいました