ポテト オア ライス

こんにちは 福ちゃんです


不安を抱き、訪れた新たな環境

思いの他、沢山いた日本人


ここからがNZ(ニュージーランド)生活編のスタートです


今は過去の振り返りですが

現在までちゃんと繋げられるように

思い出しながら書いて行くつもりです

 

 


車内での眠りから目覚めて暫くすると、一件の白い大きな家に案内されました

先生らしき女性が何か言ってますが全く聞き取れず

ただ流れから、ここがこれからお世話になる家なのだと理解できました

玄関先で30代後半くらいの夫婦と小学生くらいの男の子と女の子

そして私より少し前から住んでいるタイ人の留学生に笑顔で迎え入れられました

荷物を部屋に置くとすぐに食事の時間でこれがNZに来て初めてカルチャーショックを

受けたのを覚えています

食卓に並んでいたのは大量のフライドポテト

マクドナルドぐらいでしか見なかった物が新聞紙にの上にドーンと乗っていました


後から分かった事ですが、イギリス圏だったNZは食事の影響も色濃く受け継ぎ

噂では世界で何本かの指に数えられ程、不味いとして有名だったそうです

ジャガイモが主食で揚げたり、焼いたり、茹でたり、つぶしたりと様々でしたが

米が大好きで日本海側育ちで美味しい魚介類に囲まれて育った私には

当時の食事はあまり良い思い出ではありませんでした


朝ご飯もコーンフレークか薄いトーストにピーナッツバターやジャムなど

簡素で味噌汁、納豆、何よりお米に飢えていた事を覚えています

他には一応バスタブはありましたがシャワーがメインでゆっくりと

お風呂に浸かった記憶がありません、文化の違いに驚くばかりの日々でした

学校はお弁当を持って行くのが一般的なようでしたが、残念な事に毎日ほぼ同じで

先ほど薄いパンに薄いハムを挟んだサンドイッチとリンゴかバナナを丸ごと一個

こんな感じで、とてもお弁当が楽しみという気持ちにはなりませんでした

当時を振り返ると親にはプライドのような物が邪魔をして何も連絡しませんでしたが

幼い頃から可愛いがってくれた叔母ちゃんにお米が食べたいと手紙をかいたのを

覚えています

後から聞いた話ですがその手紙を読んで日本の家族は皆泣いていたそうですWWW