衝撃的な一言

 


こんにちは


どこに行っても人の問題は 尽きません

しかし 以前のフレンチのお店を経験しているので

かなり 過ごしやすい環境なのは 気のせいですかね?

もしかしたら 感覚が麻痺してるだけですかね?

もちろん 悪い人達ばかりではありません


今回は 色々教えてくれて

人生の起点に 優しく背中を押してくれた

チーフについて 書きたいと思います


チーフは 私の直属の上司でした

店長は 私より丁度 一回り上

チーフは更に 歳上で 私の親より少し若い世代

お父さんのような人でした


あんまり仕事をしない 店長の代わりに

優しく ちょっとだけ厳しく 色々教えて頂きました


当時から 歳は違えど なぜか お互いにウマが合い 

プライベートでも 飲みに行くような関係でした


過去形になってますが 今でも仲良しです

今年の1月に ちょうど定年になったばかりです

暇になったらしく 最近では ご飯や暇潰しに 良く誘われます


あの環境で よく最後まで我慢したチーフ

自分より仕事が出来ない 年下の店長夫婦に

愚痴や嫌味を 言われながら 耐えたチーフ

凄いと思います でも優しすぎる とも思います


食堂での勤務が 二年を過ぎた頃 

突然 転職の話が来ました

偶然に偶然が 重なって そうなったのです

ちょっとだけ ややこしい話ですが  

当時 妻が 歯科医院に 技工士さんが作った歯を 配達する仕事をしていました

そして 何件かある配達先のスタッフの一人と 仲良くなったそうです


ココからです その娘のお父さんが 名古屋にある会社の専務で

その会社が こちらに飲食事業部を立ち上げるらしく

店長候補を探しているとの事

娘さんから 私の話を聞いたらしく 是非 一度会いたい言われました

気持ちも固まらないまま とりあえず会ってみる事に 


面接?雑談? ファミレスでコーヒを飲みながら 少しお話しをしました

そしたら すぐに 「笑顔が良い 是非お願いしたい」と言われましたが

少し考えさせて下さいとだけ 返答して その日を終えました

 

年収や休日などは 病院の食堂から見れば かなりの好条件

しかし 気になる事が一つ

その業態が フランチャイズの喫茶店だったのです

茶店? 飲食店は飲食店ですが イメージが全く別物

将来の夢の方向性も 違うような気がすると

しかし 子供大きくなり 今の給料では 厳しい事も事実

今の仕事も 給料以外は 住めば都


そんなある日 チーフが あれこれ悩んでいた私に 一言


『ワシも 大変になるけど お前はこんな所におる奴じゃない やってみろ』 と。


最後まで冷たい反応の 店長夫婦と違い チーフ カッコイイ。

あの一言で 今の私があります  

自分より相手の事を 真剣に考えてくれる その優しさ

本物です 私も絶対 そうなります 

感謝の気持ち と 本物の優しさに つつまれながら

 

また 新たなステージに進みました